オープンなキッチン

間仕切りなどで閉じられたきっちんではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが最近非常に多く取り入れられています。オープンキッチンにすることで誰でも作業を手伝いやすくなりますし、家族とのコミュニケーションが取りやすくなるので、家事を楽しみながら行えるようになるのです。

今までは壁や建具で空間を区切っていることが多く、また壁付けのキッチンで、キッチンで家事をする母親の姿はいつも背中でした。母と会話がしたくても、会話が取りづらく、家事をする母親はいつも孤独感を感じていました。最近ではリビングに向かって配置する対面式のキッチンが多く取り入られています。キッチンの吊り戸棚を取り除き、キッチンからフラットに伸びるカウンターのフルオープンキッチンは、まさにLDKの中心的存在とも言えるでしょう。魅せるキッチンとして考える人も多いです。

お客様に見せられるように、カラフルな人工大理石の天板や流し台、鏡のような輝きが特徴の収納の表面仕上げ材などが人気です。きれいに片付いている時は魅せるキッチンとして存在してくれるのですが、調理中や調理後の片付いていないキッチンもリビングやダイニングから丸見えになってしまうのが大きなデメリットです。私はそれに抵抗を感じ、キッチンの前に腰壁を設けて、手元部分をしっかりと隠せるようにしました。しかし吊り戸棚もなく、レンジフード部分は壁ではなく耐熱用のガラスを取り付けているので、リビングやダイニングとの一体感を損なうことはないのです。主婦にとってキッチンは重要な空間なので居心地のいい自分に合ったキッチンスタイルにしたいものです。

回遊型洗面室

洗面室は家族みんなが多目的に使用する空間です。生活する上で欠かすことができない空間ですし、ここに洗濯機を設置することから家事をする上でも重要な空間なのです。使用頻度の高い空間だけにどこに配置するかで暮らしやすさも変わってきます。家事の効率も変わってきます。生活動線と家事動線のどちらの動線にも配慮して間取りを決める必要があります。そこで洗面室を家族みんなが使いやすく、また家事を行いやすくするには洗面室の二方向に建具を設け回遊型にするのがいいのです。

帰宅すると玄関からリビングに行くまでの間に洗面室があると、手洗いをしてからゆっくりとリビングでくつろぐことができます。子ども達が外で遊んで汚れて帰宅しても、玄関からより近い場所に洗面室があれば室内を汚すこともありません。またリビングからの動線も重要です。リビングから洗面室へ行くことは多いです。入浴時や歯磨きをする時、身支度をする時などリビングから洗面室へ行くことが多いだけにリビングと洗面室の行き来のスムーズさも大事です。

またここに洗濯機を設置するので家事を行う場所でもあります。キッチンと洗面室の動線は家事動線を考える上で一番大事な動線です。より短く、スムーズに行き来できることで家事効率を高められるのです。そこで玄関側とキッチン側それぞれに建具を設けるのです。洗面室→キッチン→リビング→玄関と回遊型の洗面室を設けることで生活動線・家事動線のどちらの動線にも最適なのです。リビングから洗面室の動線は、どちらの建具からでも行き来でき便利さを実感できます。重要な空間である洗面室の動線に配慮して間取りを決めましょう。

間取り

家造りを進めていく際にまず行うのが間取りを決めることです。この間取りでその後の暮らしやすさが大きく変わってくるだけに間取りは慎重に決める必要があるのです。間取りを決める際には動線に配慮しましょう。この動線には生活動線と家事動線の二種類があります。どちらにも配慮する必要があります。

生活動線を重視することで家族みんなが暮らしやすい家になりますし、家事動線を重視することで家事の効率を高められ家事を行いやすい家にできるのです。この二つに関わってくる空間が洗面室です。洗面室は手洗いや歯磨き、ヘアセットや髭剃り、お化粧、入浴の前後、そして洗濯の家事を行う空間です。多目的に使用させる空間だけに生活動線と家事動線の両面を考える必要があります。

生活動線を考えると玄関からより近い場所であるといいのです。外で汚れて帰宅しても、洗面室が近ければ手洗いをサッと行うことができます。またリビングからの動線も短い方がいいです。リビングから入浴や歯磨きなど行き来をする回数も多いからです。家事動線を考えるとキッチンからの動線が関わってきます。キッチンで家事をしながら、洗面室で別の家事を行うことも多いです。同時に二種類の家事を行うことが多いだけに、キッチンと洗面室の動線も短い方がいいのです。

そこで洗面室に2方向に建具を設け、玄関やリビングからもそしてキッチンからも行き来がしやすいようにしたのです。洗面室一つを考えてもたくさんの動線が関わってくるだけに慎重に間取りを決めましょう。

1坪洗面室

洗面室の一般的な広さは1坪と言われています。しかし最近では洗面室を重視する人が多く、1坪以上の広さに余裕のある洗面室を設ける家庭が増えてきました。我が家の新築住宅も1坪以上の洗面室にしたかったのですが、LDKを重視したことで洗面室の広さは1坪しか確保できませんでした。いざ生活してみると今のところ1坪の洗面室で過ごしにくいと感じたことはありません。

1坪という限られた広さでもスペースを上手に活用することで十分な収納スペースを確保することができるのです。洗面室に洗面化粧台と洗濯機を設置する家庭が多いです。これらを設置する際には横並びに配置することと思います。その際に20~30㎝ほどの隙間が生まれます。それをそのままにしておくとゴミしかたまりません。このわずかな隙間でもキャビネットを設けることで収納スペースを充実させることができるのです。

また化粧台と洗濯機の上部にも目を向けて下さい。ここにもキャビネットやオープン棚を設ければ、下着やパジャマを収納しておけるスペースとして重宝します。洗面室は、洗顔や手洗い、歯磨きにお化粧や髭剃り、洗濯に脱衣室、リネン庫と様々な用途で使用します。そのため必然的に物が集まり収納不足になりがちです。限られた広さでもデッドスペースをできるだけ生まず、空間を上手に利用することで収納不足を解消でき、必要な物が揃う便利で使いやすい洗面室となるのです。

我が家も隙間収納や、洗濯機の上部を利用して収納スペースを充実させました。タオル類をはじめ、洗剤やシャンプーなどの在庫品、下着にパジャマまで必要な物をきちんと収納できています。1坪の洗面室でも満足できる空間とできるのです。

家族が繋がる家

我が家の家造りは家族が繋がる家というコンセプトに進めてきました。そこで取り入れたのがリビングに一部を吹き抜けにすることです。家族が長時間過ごすリビングはどこの空間よりも重視しました。広さを確保することはもちろんですが、いかに広く感じ開放感が感じられるかを考えるとリビングに吹き抜けを取り入れるのは最良の選択だと思います。

吹き抜けにすることで高い位置に設けた窓から、たっぷりの日差しを取りこむことができます。リビングをより明るくしてくれ開放感が増します。また二階にまで視界が繋がることで面積以上の広さを感じさせてくれます。家族団らんの場を最高にリラックスできる空間へとしてくれます。

吹き抜けの魅力はそれだけではありません。一階と二階で会話がしやすくなります。家族が一階と二階でバラバラに過ごしていたとしても、吹き抜けを通して声をかけ合い会話がしやすくなります。「夕飯よ~」などは何気ない会話もしやすくなるのです。また互いの気配を感じやすいのも吹き抜けの魅力だと思います。互いの存在を身近に感じられることで安心感も高まるのです。

そして家族の繋がりを大事にするために、リビング階段と取り入れました。リビング階段にすることで、子ども達が二階の自分の部屋へ行き来するにも必ずリビングを通らなければいけません。家族の集まるリビングで家族が顔を合わせる機会が増え、自然とコミュニケーションの取りやすい家になるのです。コミュニケーションを大事にすることで、家族がいつも互いの存在を大事にできる家になるのです。家族の繋がりをいつまでも大切にできる家でありたいものです。

和室への動線

以前は玄関近くに完全独立型の和室を設ける間取りが多かったですが、最近ではリビング内に和室を設けたり、リビングの延長線上に和室を設ける間取りが主流となっています。和室をどのように活用するかでどちらの間取りが自分達の暮らしに合っているかが分かれます。例えば両親がよく泊りに来るという家庭であれば、リビングから離れた和室があると、宿泊ルームとしてゆっくりと休んでもらうことができます。

また自営業などで、自宅にちょくちょくお客さんが来るという家庭であれば、家族団らんの場であるリビングを見られずに、案内できる和室があると便利です。しかし最近では客間にお通しするお客さんが家に来る機会はほとんどありません。家に来るお客さんのほとんどをリビングにお通しし、みんなで過ごす時間を楽しむことと思います。

またリビング内やリビングの延長線上に和室を設けることで、和室を多目的に使用できる空間として重宝します。子どもが遊ぶスペースとして、お昼寝スペースとして、洗濯物をたたんだり、アイロンがけなどをする家事スペースとしても活用できます。子ども達が和室を使っていても、LDKからきちんと目が届くので安心です。

和室をどのように活用させるかで間取りが変わってきます。客間として活用させるのか、普段使いできる空間にするのかしっかりと動線を考え間取りを配置しましょう。和室を設けないという住宅も増えている中、日本人であるならば自分の子どもや孫の世代にも和室の魅力を伝え続けられるといいなと思っています。

住宅は業者次第

我が家は現在マイホームを建設中です。大手ハウスメーカーから地元の工務店をいれると数多くの業者があります。その中から一社を選び家造りを依頼するというのは意外と頭を悩ませますし、大きな決断力も必要になっています。
注文住宅で家を建てているのですが、注文住宅でよく聞くのは、イメージと完成が違うということや、グレードを上げて予算をはるかにオーバーしてしまったという失敗談です。このようなことにならないために、理想の家を予算内で建てられるようにするには業者次第だと思います。

我が家は数多くの業者で出会い、話をしました。大手ハウスメーカーにも魅力はたくさんあったのですが、我が家が選んだのは地元の工務店です。地元の工務店に決めた最大の理由は我々目線で、住宅造りを親身になって相談に乗ってくれたことです。
我が家のフローリングは無垢材の床を取り入れました。そして壁は漆喰壁にしました。しかしそれらは合板フローリングやクロスに比べ割高になってしまいます。いい素材を使うと予算がかさんでしまいます。

しかし素材の効果を活かしながらコストを下げるプランを提案してきてくれました。いい素材を全面に使うのではなく、部分的に取り入れることでコストを下げることもできますし、いい素材の効果も活かすことができるのです。

我々にはどこをどのようにしていいのか全く分からなかったですが、このように提案してくれることで予算内で希望以上の満足度が得られるのです。このように自社の利益ばかりを主張してくるのではなく、我々目線で親身になってくれる業者を選ぶことで住宅完成への満足度も変わってくると思います。

ニッチのある家

最近住宅でよく取り入れられるようになったニッチ。
このニッチは壁厚を利用して飾り棚としたり、収納スペースとして活用することができるのです。
私の親戚が建てた新築住宅にもこのニッチが取り入れられていました。
親戚宅に用いられていたニッチはリビングにリモコンニッチと飾り棚兼収納スペースとしてのニッチでした。

リビングは住宅の中で一番長時間過ごす場所です。
ホームパーティーをした時もこのリビングが中心となります。
このリビングをより素敵におしゃれにするためにもこのニッチは大変有効なのです。

まずリモコンニッチはインターホンのモニターや給湯器のモニター、太陽光を設置すれば太陽光のモニターとリビングに設置するモニターは多いです。それらが壁に取り付けられていては意外と生活感を感じますし、空間がごちゃごちゃした印象になりがちです。
これらをニッチ内に収めることで空間をスッキリと見せることができます。
生活感を感じるのが嫌な人はこのリモコンニッチの前に扉を付けて隠せるようにしておくのもいいと思います。

飾り棚兼収納スペースとしてのニッチがあるとリビングのアクセントにもなりますし、メモ用紙やペン、爪切りなどのリビングで使用する日用品をきちんと収納しておくスペースとしても重宝すると思います。
親戚宅は飾り棚兼収納スペースのニッチはアーチ状にして可愛らしさを演出していました。写真やお気に入りの雑貨を飾るスペースとして最適ですし、下部に日用品を収納するのであればこの部分にだけは扉を付けてもいいでしょう。

高さや形を自由に作れるニッチを取り入れ、オシャレで収納力のあるニッチを設けたいものです。

二階にファミリールーム

二階建て住宅を建てているほとんどの家庭で二階に夫婦の寝室と子ども部屋を設けていると思います。
子ども部屋は使いやすさを高めた部屋でなければ中学生頃までほとんど使わずただの物置の空間になってしまいます。
個室を必要としない間は広々ワンルームで兄弟姉妹で仲良く遊べる空間として使えるようにしておくといいと思います。
そして二階のホールを活用して二階にも家族が共に過ごせる空間を造ることで二階で過ごす時間が増えると思います。

二階をただ寝るだけの空間やただの物置として活用するだけではもったいありません。
二階に第二のリビングルームを造ることで休日の朝はゆっくり二階のリビングでくつろぐのもいいでしょう。
また夕飯やお風呂を済ませ寝るまでの時間を二階のリビングで過ごすのもいいと思います。眠くなればすぐに寝室に行き寝ることができるので、小さい子どもを寝かせつけやすい環境ともいえると思います。

子ども達が成長するとお友達を連れて来て一緒に遊ぶ機会も増えます。
二階に子ども達だけで遊べる空間があると子ども達も遊びに集中できます。
二階のファミリールームを活用しゲームをしたりワイワイ遊べる空間を整えておきたいものです。

二階ホールの広さに余裕があれば室内用洗濯物干し場をここに設けるのもいいと思います。ベランダに繋がる部分に窓を設ければ風を取り込み、日差しも当たれば室内用洗濯物干し場としては最適です。
暮らしやすさを高めるには一階だけでなく二階スペースも有効活用させ、もったいない空間を作らないようにすることが大事だと思います。

玄関

玄関は住宅の顔の部分にあたります。
玄関は単に家族が出入りする場所と捉えるのではなく、お客様が一番に目にする場所であるのでキレイにおしゃれにしておきたいと思うと思います。
しかしデザイン性だけ重視してはいけないのです。

私の友人の一人は玄関ホールに手洗いコーナーを設けていました。
お友達が遊びに来た時、気兼ねなく使える手洗いコーナーは大変重宝していると話していました。
玄関ホールに手洗いコーナーを設けることで子ども達が帰宅した際もスムーズに手洗いをするようになったと言います。
またママ友やお友達が遊びに来た際に手を洗う時に、生活感のある洗面室を見られずに済むというメリットもあります。
手洗いコーナーと鏡も設けており、外出前に身だしなみを整えるのにも大変便利と話していました。

また違う友人は玄関横の土間収納スペースに手洗いコーナーを設けていました。
土間収納に手洗いコーナーを設けることでお客様用と言うよりは家族が帰宅した際スムーズに手を洗え、手洗いうがいの習慣が身に付くということで設けたそうです。
どちらの友人も玄関というスペースを大変重視していると感じました。
お客様がよく来る機会の多い場合はお客様にしっかり対応した家造りをすることが大切です。

また家族が毎日行き来を行う場所であるので外出しやすいように、また帰宅時スムーズにリラックスできるように玄関スペースを整えておくことも大切です。
玄関は高い機能性とデザイン性が必要となるだけに力を入れて満足度の高まる空間にしたいものです。