固定階段で行き来できる小屋裏収納

屋根の下のデッドスペースを有効活用した小屋裏収納を設けて収納をより充実させてみてはいかがでしょうか。室内に物が溢れないように大型の収納スペースがあると助かります。二階の1/2未満のスペースであることと、天井高1.4m以下という上限を満たすことで、床面積に含まれず、二階建てとして設計できるのです。

下階の居住スペースに狭さを与えたり、天井を低くしたりすることなく大きな収納スペースを手に入れることができるため、多くの家庭で小屋裏収納が設けられています。ここには日々使用する物を収納するスペースとしては適していません。雛人形や兜、クリスマスツリー、扇風機やヒーターなどの季節もののアイテムやワンシーズンだけ使用する物を収納しておくには最適です。

その他、捨てられない思い出の品や趣味の物などをまとめて収納しておくのもいいでしょう。普段使わない物を収納しておくには最適のスペースであるので、きちんとここに整理して居住スペースに物が散らかりにくくスッキリとした空間が広がるようにしたいものです。この小屋裏収納への行き来においても注目しましょう。ハシゴでの行き来だと急勾配で安全性に欠けます。また、物の出し入れもしずらくなってしまいますし、高齢になった時は利用しにくい収納スペースとなってしまいます。そこで固定階段で行き来ができる小屋裏収納にするのです。

固定階段で行き来ができることで安全性が高まりますし、物の出し入れも格段にしやすくなります。収納スペースとして利用するのではもったいくらいです。憧れの書斎スペースとして利用したり、趣味スペースとして利用させるのもいいかもしれません。行き来のしやすさが高まることで近寄りやすく、より身近な空間として感じられるのです。デッドスペースをこのように上手に活用させたいものですね。

機能性高い玄関ドア

玄関の外観に大きく影響する玄関ドア。ついデザイン性ばかりに目がいきがちですが、機能性にも注目しましょう。まずは防犯性です。最近の玄関ドアは、ピッキング対策として2ロックが一般的となっています。鍵一本でドアの2ヶ所を施解錠することができるワンキー・ツーロックも増えています。

我が家の玄関ドアは、行き来のスムーズさを重視しました。専用のリモコンキーをポケットやカバンの中に入れておき、玄関ドアに取り付けられたボタンを押すことで簡単に施解錠できるようにしました。子どもを抱えている時や荷物で両手がふさがっている時、わざわざカバンの中から玄関キーを取り出すのは面倒です。しかし、これなら玄関のドアのボタンを押すだけで玄関の出入りが行えスムーズに行き来ができるのです。

施錠して中に入り、ドアが閉まると自動で2つのカギがロックされるので鍵の閉め忘れも防げるのです。リモコンキーではなく、ICカードをかざすものもあります。このように行き来のスムーズを高めることで暮らしやすさにも繋がっています。離れた場所からリモコンキーを押すことで施解錠できるのも嬉しい点です。

また、玄関ドアに採光・採風可能なものもあります。玄関は住まいの顔とも言われる部分であるだけに、明るく、心地よい空間にしたいものです。玄関ドアにスリットや小窓を設けて最高が可能なものを取り入れるのもいいですし、スリット部分などに窓を内蔵し、玄関扉を閉じたままでも採風や換気が行えるものもあります。玄関ドアのデザインの豊富さに加え機能性も充実しているものを選びましょう。

シアタールーム

住まいを新築する時、自分たちが生活しやすいだけでなく、自分たちの趣味に合わせて、いろいろ工夫します。例えば、映画好きの家族だったら、リビングルームにプロジェクターを設置して、シアタールームにしたり、音楽好きの家族だったら、AV機器を設置して、楽しんだりします。

これらは、電気機器ですから、電気配線をよく考えないといけません。コンセントの位置を考えないと、リビングルームの床に、コンセントが伸びて、ごちゃごちゃするだけでなく、コードにつまずいて、転倒する危険性もあります。

私の友人が住まいを新築した時、一番、楽しみにしていたのは、夫婦の共通の趣味である音楽鑑賞の環境を整えることができることです。家族が自然と集まるLDKは、間仕切り壁をなくして、ワンフロアにしました。特別に、音楽を聴くための部屋を作るというのではなく、リビングスペースで、気軽に音楽を聴くことができるようにしようと思いました。

最初からテレビやAV機器を収納できるように、作り付けてもらうことにしました。住まいを建てる時なので、その収納にも、電気配線してもらい、コンセントを取り付けてもらいましたので、すっきりしました。一番悩んだのは、スピーカーの位置です。スピーカー2つと自分たちが座る位置との関係を正三角形にし、スピーカー自体はきちんと固定したほうが良いということを聞きましたので、そのように設定しました。将来的には、ホームプロジェクターを購入して、映画鑑賞もしたいと思っていますので、床部分にコンセントをつけておいてもらいました。

住まいを新築する時、改めて、気付いたのは、昔よりも格段に電気製品が増えたことです。今まで通りの電気の容量だと、当然、容量オーバーとなって、ブレーカーが落ちてしまいますので、エリアごとに同時に利用する電気製品を考えて、容量を確保し、適切な位置にコンセントをつけるようにすることが大切です。

玄関の快適性

玄関は住宅の顔と言われる部分です。家族が毎日出入りを行うのはもちろんのこと、家に初めて来たお客様がまず最初に足を踏み入れる場所です。住宅の第一印象を決める大事な場所でもあるだけに、常にキレイで明るく、スッキリとした空間を保ちたいものです。それを実現させるにはシューズクロークの存在が大きいのです。

最近では玄関横に当たり前のように設けられるシューズクロークですが、このシューズクロークは、靴や傘を収納するだけではもはやないのです。外で使用する子ども用のおもちゃや三輪車、ベビーカーや洗車用品、旦那さんの趣味のゴルフ用品など大きさのあるものまでしっかりと片づけられるシューズクロークが設けられることが多いです。外で使用して汚れた状態でもそのまま片づけることができる土間収納スペースのあるシューズクロークは重宝します。

我が家にも土間収納スペースのあるシューズクロークを設けています。玄関スペースと同スペースのシューズクロークを設けました。靴や傘を大容量に収納できるだけでなく、玄関周りに散らかりがちな大きさのあるものもサッと整理できるシューズクロークがあることで、玄関に靴や物が散らかりにくくなりました。急な来客時にもし、物や靴で散らかっていてもサッと片づけられる玄関収納があると重宝します。

我が家のシューズクロークはこのシューズクロークから室内へ出入りできるように動線を確保しています。靴や物を片付けるのと同時にそのまま室内へ入れることで、今まで靴を片付けなかった子ども達がきちんと脱いだ靴をしまって室内に入るように習慣が身に付いたのです。シューズクロークの収納力と、室内への動線に配慮してシューズクロークを設けるといいのではないでしょうか。

素材の魅力を実感できる家

私は以前から木の家で暮らしたいという憧れを抱いていました。結婚をして生活に落ち着きをみせ始め、夢のマイホームを購入することになったのです。このマイホームは私の以前からの憧れでもあった木をふんだんに使用し、自然素材と暮らす家にしたのです。床材、建具、柱、階段にいたるまで地元の杉を使用しました。

まず、肌が直接触れることの多い床は浮造りにしたのです。これは、柔らかい部分を磨きながら削ぎ落として木目を浮き上がらせ、見た目にも美しく、肌触りのよさを感じられるのです。年輪を凹凸で立体的にして足裏を刺激し、子ども達の偏平足防止や滑り止め効果が得られるだけでなく、足裏のマッサージ効果も得られるのです。

心と身体を癒してくれる床となっています。あえて塗装をせず、木の香りが漂う室内にしたのも良かったと思っています。木目の美しさを見て感じ、触れて実感できる床なのです。夏でもサラサラの肌触りですし、冬でも裸足で快適に過ごせる床は誰もが憧れることではないでしょうか。無垢材はそれを実現でき、最高の素材とも言えるのです。

そして壁には、漆喰を取り入れました。化学接着剤や化学塗料を全く使用していないので、身体に優しく安全な壁材と言えるのです。この漆喰は調湿効果に優れています。夏は湿気を吸収してくれるため、外はじめじめしていても室内はカラッと心地よい空間が広がりますし、冬は水分を放出してくれるので湿度調整を行ってくれるのです。一年を通して快適な空間が広がるのです。また人体に悪影響を及ぼすと言われているホルムアルデヒドを吸着する効果があるので、家族の健康をしっかりと守ってくれる素材なのです。素材の魅力を最大限に感じられる最高のマイホームが完成できました。

オープンなキッチン

間仕切りなどで閉じられたきっちんではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが最近非常に多く取り入れられています。オープンキッチンにすることで誰でも作業を手伝いやすくなりますし、家族とのコミュニケーションが取りやすくなるので、家事を楽しみながら行えるようになるのです。

今までは壁や建具で空間を区切っていることが多く、また壁付けのキッチンで、キッチンで家事をする母親の姿はいつも背中でした。母と会話がしたくても、会話が取りづらく、家事をする母親はいつも孤独感を感じていました。最近ではリビングに向かって配置する対面式のキッチンが多く取り入られています。キッチンの吊り戸棚を取り除き、キッチンからフラットに伸びるカウンターのフルオープンキッチンは、まさにLDKの中心的存在とも言えるでしょう。魅せるキッチンとして考える人も多いです。

お客様に見せられるように、カラフルな人工大理石の天板や流し台、鏡のような輝きが特徴の収納の表面仕上げ材などが人気です。きれいに片付いている時は魅せるキッチンとして存在してくれるのですが、調理中や調理後の片付いていないキッチンもリビングやダイニングから丸見えになってしまうのが大きなデメリットです。私はそれに抵抗を感じ、キッチンの前に腰壁を設けて、手元部分をしっかりと隠せるようにしました。しかし吊り戸棚もなく、レンジフード部分は壁ではなく耐熱用のガラスを取り付けているので、リビングやダイニングとの一体感を損なうことはないのです。主婦にとってキッチンは重要な空間なので居心地のいい自分に合ったキッチンスタイルにしたいものです。

回遊型洗面室

洗面室は家族みんなが多目的に使用する空間です。生活する上で欠かすことができない空間ですし、ここに洗濯機を設置することから家事をする上でも重要な空間なのです。使用頻度の高い空間だけにどこに配置するかで暮らしやすさも変わってきます。家事の効率も変わってきます。生活動線と家事動線のどちらの動線にも配慮して間取りを決める必要があります。そこで洗面室を家族みんなが使いやすく、また家事を行いやすくするには洗面室の二方向に建具を設け回遊型にするのがいいのです。

帰宅すると玄関からリビングに行くまでの間に洗面室があると、手洗いをしてからゆっくりとリビングでくつろぐことができます。子ども達が外で遊んで汚れて帰宅しても、玄関からより近い場所に洗面室があれば室内を汚すこともありません。またリビングからの動線も重要です。リビングから洗面室へ行くことは多いです。入浴時や歯磨きをする時、身支度をする時などリビングから洗面室へ行くことが多いだけにリビングと洗面室の行き来のスムーズさも大事です。

またここに洗濯機を設置するので家事を行う場所でもあります。キッチンと洗面室の動線は家事動線を考える上で一番大事な動線です。より短く、スムーズに行き来できることで家事効率を高められるのです。そこで玄関側とキッチン側それぞれに建具を設けるのです。洗面室→キッチン→リビング→玄関と回遊型の洗面室を設けることで生活動線・家事動線のどちらの動線にも最適なのです。リビングから洗面室の動線は、どちらの建具からでも行き来でき便利さを実感できます。重要な空間である洗面室の動線に配慮して間取りを決めましょう。

間取り

家造りを進めていく際にまず行うのが間取りを決めることです。この間取りでその後の暮らしやすさが大きく変わってくるだけに間取りは慎重に決める必要があるのです。間取りを決める際には動線に配慮しましょう。この動線には生活動線と家事動線の二種類があります。どちらにも配慮する必要があります。

生活動線を重視することで家族みんなが暮らしやすい家になりますし、家事動線を重視することで家事の効率を高められ家事を行いやすい家にできるのです。この二つに関わってくる空間が洗面室です。洗面室は手洗いや歯磨き、ヘアセットや髭剃り、お化粧、入浴の前後、そして洗濯の家事を行う空間です。多目的に使用させる空間だけに生活動線と家事動線の両面を考える必要があります。

生活動線を考えると玄関からより近い場所であるといいのです。外で汚れて帰宅しても、洗面室が近ければ手洗いをサッと行うことができます。またリビングからの動線も短い方がいいです。リビングから入浴や歯磨きなど行き来をする回数も多いからです。家事動線を考えるとキッチンからの動線が関わってきます。キッチンで家事をしながら、洗面室で別の家事を行うことも多いです。同時に二種類の家事を行うことが多いだけに、キッチンと洗面室の動線も短い方がいいのです。

そこで洗面室に2方向に建具を設け、玄関やリビングからもそしてキッチンからも行き来がしやすいようにしたのです。洗面室一つを考えてもたくさんの動線が関わってくるだけに慎重に間取りを決めましょう。

1坪洗面室

洗面室の一般的な広さは1坪と言われています。しかし最近では洗面室を重視する人が多く、1坪以上の広さに余裕のある洗面室を設ける家庭が増えてきました。我が家の新築住宅も1坪以上の洗面室にしたかったのですが、LDKを重視したことで洗面室の広さは1坪しか確保できませんでした。いざ生活してみると今のところ1坪の洗面室で過ごしにくいと感じたことはありません。

1坪という限られた広さでもスペースを上手に活用することで十分な収納スペースを確保することができるのです。洗面室に洗面化粧台と洗濯機を設置する家庭が多いです。これらを設置する際には横並びに配置することと思います。その際に20~30㎝ほどの隙間が生まれます。それをそのままにしておくとゴミしかたまりません。このわずかな隙間でもキャビネットを設けることで収納スペースを充実させることができるのです。

また化粧台と洗濯機の上部にも目を向けて下さい。ここにもキャビネットやオープン棚を設ければ、下着やパジャマを収納しておけるスペースとして重宝します。洗面室は、洗顔や手洗い、歯磨きにお化粧や髭剃り、洗濯に脱衣室、リネン庫と様々な用途で使用します。そのため必然的に物が集まり収納不足になりがちです。限られた広さでもデッドスペースをできるだけ生まず、空間を上手に利用することで収納不足を解消でき、必要な物が揃う便利で使いやすい洗面室となるのです。

我が家も隙間収納や、洗濯機の上部を利用して収納スペースを充実させました。タオル類をはじめ、洗剤やシャンプーなどの在庫品、下着にパジャマまで必要な物をきちんと収納できています。1坪の洗面室でも満足できる空間とできるのです。

家族が繋がる家

我が家の家造りは家族が繋がる家というコンセプトに進めてきました。そこで取り入れたのがリビングに一部を吹き抜けにすることです。家族が長時間過ごすリビングはどこの空間よりも重視しました。広さを確保することはもちろんですが、いかに広く感じ開放感が感じられるかを考えるとリビングに吹き抜けを取り入れるのは最良の選択だと思います。

吹き抜けにすることで高い位置に設けた窓から、たっぷりの日差しを取りこむことができます。リビングをより明るくしてくれ開放感が増します。また二階にまで視界が繋がることで面積以上の広さを感じさせてくれます。家族団らんの場を最高にリラックスできる空間へとしてくれます。

吹き抜けの魅力はそれだけではありません。一階と二階で会話がしやすくなります。家族が一階と二階でバラバラに過ごしていたとしても、吹き抜けを通して声をかけ合い会話がしやすくなります。「夕飯よ~」などは何気ない会話もしやすくなるのです。また互いの気配を感じやすいのも吹き抜けの魅力だと思います。互いの存在を身近に感じられることで安心感も高まるのです。

そして家族の繋がりを大事にするために、リビング階段と取り入れました。リビング階段にすることで、子ども達が二階の自分の部屋へ行き来するにも必ずリビングを通らなければいけません。家族の集まるリビングで家族が顔を合わせる機会が増え、自然とコミュニケーションの取りやすい家になるのです。コミュニケーションを大事にすることで、家族がいつも互いの存在を大事にできる家になるのです。家族の繋がりをいつまでも大切にできる家でありたいものです。